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休養の基礎知識「適切な休養で疲れをためない毎日を」

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適切な休養で疲れをためない毎日を

疲労を回復させる休養法やこころの健康を保つ休養法には様々なものがあります。コツは自分にあった方法を選ぶこと。そして、こころと体の両方を刺激する休養法を実践することが大切です。

1.心身の疲労回復をしよう!

【コツ】自分の時間をつくる・増やす・有効活用する

①睡眠が一番の休養法
疲労は、たまればたまるほど取り去ることが難しくなります。毎日十分な睡眠を確保して、その日の疲れはその日に回復させましょう。
※睡眠については、こちらをご覧ください

休日の分類

②適度な休憩&1日の中にくつろぎタイムを
仕事中はこまめに緊張をほぐし、その都度疲れを取ることが大切です。仕事の後はゆったり過ごしてリラックスしましょう。
●おすすめ:ストレッチング、趣味、入浴

休日の分類

2.疲れをため込まないように暮らそう!

【コツ】普段使っていない体やこころを動かす

①軽い運動で疲労回復を促進
1日中デスクワークをしたり、ライン作業のように長時間同じ姿勢を続けたりする場合は、軽い運動によって疲労の回復を早めることが出来ます。疲れている時に体を動かすことは逆効果のようですが、疲労回復物質の反応性が高まるため、結果として疲労が軽減します。
●おすすめ:散策やウォーキングなどの単調なリズムを繰り返す運動

軽い運動

②感性に刺激を受ける
こころを動かすには、自分が楽しいと思える休養法で感性に刺激を受けることが大切です。気分転換になると同時に、このような経験から新しい発想が生まれ、想像力を膨らませることにつながります。
●おすすめ:コンサート、美術鑑賞、地域活動への参加

感性に刺激

③気分転換で脳の疲れを緩和
集中力を必要とする作業や長時間の労働は、精神的な緊張を高めます。仕事は根をつめずに休憩時間をつくり、気分転換をはかりましょう。また、週末の休みを利用して新しいことにチャレンジするのもよいでしょう。
●おすすめ:仲間とのおしゃべり、楽しめる趣味やスポーツ、旅行

気分転換

3.健康の潜在能力を高めよう!

【コツ】積極的休養を実践する頑張りすぎは禁物です。
疲労をためにくい心身をつくるとともに、疲労解消をうまく行うためには、自分にあった休養法の幅を広げておくことも大切です。計画的に休養の時間をつくり、健康の潜在能力を高めましょう。
●おすすめ:【おすすめの休養法】をご参照ください。

※1)自己啓発の例
・資格をとるための学習、セミナーへの参加など
※2)社会参加の例
・地域のお祭り、PTA、町内会など地域活動への参加

おすすめの休養法

※積極的休養については、こちらをご覧ください。

4.疲労度チェック

厚生労働省より、働く人の疲労蓄積度を判定するためのチェックリストが公表されています。
ご家族により労働者の疲労蓄積度を判定できるチェックリストもありますので、ご活用ください。
こころの耳 →5分でできる職場のストレスチェック

【参考文献】
〔こころの健康気づきのヒント集(厚生労働省、中央労働災害防止協会、2010)〕
〔斉藤茂太:これであなたも休養上手(東京法規出版)〕

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