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健康トピックス「あなたの心筋梗塞、脳梗塞の発症リスクはどのくらい?」

メタボリックシンドロームと医療費 65歳からの肺炎予防 あなたの心筋梗塞、脳梗塞の発症リスクはどのくらい?
インフルエンザについて ノロウイルスについて はしか(麻疹)は2回の予防接種が必要

あなたの心筋梗塞、脳梗塞の発症リスクはどのくらい?リスクを知って、生活改善にチャレンジしよう!

国立がん研究センター等の研究チームが、40歳以上の方の健康診断結果の値(血圧、脂質、血糖)と生活習慣(喫煙)から、その後10年間で心筋梗塞および脳梗塞がどのくらいの確率で発症するかを計算する予測式を開発しました。
将来、心筋梗塞や脳梗塞を発症しないためにも、自分のリスクを知って、生活習慣を見直し、次の健診結果の改善をはかることが重要です!
まずは、健診結果を見ながら、「循環器疾患リスクチェック」でチェックしてみてください。

参考例

54歳のSさん(男性)の場合

健康診断の結果(喫煙習慣あり、治療中の病気なし)
収縮期(最大)血圧 153mmHg H
拡張期(最小)血圧 92mmHg H
空腹時血糖 132mg/dl H
HDLコレステロール 35mg/dl L
LDLコレステロール 158mg/dl H
トリグリセライド 185mg/dl H
総コレステロール 230mg/dl H
  • ※総コレステロールの値はなくても推定可能。逆に総コレステロールがあれば、LDLコレステロールとトリグリセライド(中性脂肪)の値はなくても推定可能

Sさんの10年間の心筋梗塞発症リスクは12.6%、脳梗塞発症リスクは9.7%です。(以下のサイトで計算)

解説

Sさんの心筋梗塞リスクは約13%でした。この結果は、Sさんと同じ状態の人が100人いた場合、そのうち13人は10年間に心筋梗塞を発症するという意味になります。想像してみてください。10人中1人以上あたる宝くじの当選確率、結構高いですよね。今回の調査対象集団で研究開始時の心筋梗塞リスクが10%を超えていた方は男性全体の3%未満であり、かなりリスクの高い状態であることがわかります。

本研究についての詳しい内容はこちらのサイトをご覧ください。

参考リンク

【本研究の引用元】
(国立がん研究センターによる「多目的コホート研究」HPより)

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